機材特徴
アルバトロス防護構台+落下防護屋根
【防護構台】
- 従来工法の鉄骨と比べ重機が不要で工期を短縮
- 手すり先行工法の外部足場を活用して設置でき、手間とコストを大幅削減
- 歩道幅に合わせて施工することが可能
- 外観がシンプルで街の景観に溶け込みやすい
【落下防護屋根】
- 朝顔と同等の強度がある
- 採光性に優れ明るい
- 第三者への飛来落下防止対策へ貢献
手すり先行型クサビ緊結式足場「アルバトロス」の防護構台+落下防護屋根が採用
【防護構台】
【落下防護屋根】
都道府県 | 神奈川県横浜市 |
工事名 | (仮称)横浜南幸地区共同建替事業工事 |
工期 | 新築着工 2021年06月16日 竣工 商業棟:2023年秋予定/住宅棟:2025年3月予定 |
工事概要 | ビル跡地商業棟・住宅棟建替工事 |
納品機材 | 「アルバトロス」防護構台/落下防護屋根(試験導入) |
アルバトロスのいいところは、部材の多さによる使い勝手のよさですね。現場の「こうしたい」に即した自由な使い方・組み方ができました。また、計画段階では不透明だった部分に関しても、現場での対応が容易になりました。従来の足場ではパイプやクランプで調整が必要だった部分でも、アルバトロスには細かい部材がそろっているため現場の要望により近い対応ができました。H鋼を用いたしっかりとした基礎を組む代わりに、アルバトロス防護構台を使用できたので作業が楽になりました。落下防護屋根は採光性が高く、日中にライトを付けなくても明るいことと、夜間に街頭の光が構台の下に入る点がよかったです。アルバトロスの解体作業が楽な点もプラスに働きました。解体時に重機を横においての作業が減ったため、H鋼等の重い機材を落とすリスクが減少し、解体時の安全性も上がりました。
従来足場に比べ、コストは最終的に予算内に抑えることができました。工期に関しても、基礎工事や追加工事を省くことができたため、短縮につながりました。
アルバトロスで構台を組んだことによって、見た目がかなりすっきりしました。覆工板を使うよりも、強度は落ちますが、採光性が高い点もよかったです。強度・コスト・手間・採光性をふまえて、今後の選択肢にアルバトロスが加わりました。
くさび足場の中でも、アルバトロスの品質は高いです。また、現場へのヒアリング等、機材の改良や新しい機材の開発に前向きなSUGIKO社員の姿勢が見えます。現場からの「こうしたい」を、今後はさらに挑戦していってほしいです。落下防護屋根も、もう少し広い間隔で設置できるようになれば採用できる現場が増えるのではないでしょうか。デジタルサービスは便利で良いですね。特に、電子カタログを見て材料を確認しながら発注作業ができるので助かっています。