現場特徴
- 足場を吊り上げず、手すり先行型足場を下から組み上げることで、重機が使用できない限られた敷地での仮設工事を解消
- 曲線部はアルバトロス曲線対応品を採用。現場のスパンに合わせて伸縮し設置可能
機材特徴
アルバトロス
- 内側に邪魔な補強がなく、1層の高さは1800mm
- 振動などの予測外の力にも強い構造で、強靭さと耐久性を備える
- 曲線対応システムは単管・クランプを全く使用せずにRの躯体に連続した足場の設置が可能
手すり先行型クサビ緊結式足場「アルバトロス」が採用
都道府県 | 東京都町田市 |
工事名 | 町田市立陸上競技場観客席増設工事 |
工期 | 2019年10月~2021年春ごろまで |
工事概要 | 陸上競技場北側に、鉄筋コンクリート造一部鉄骨造3階建てのバックスタンドを増築 |
納品機材 | 手すり先行型クサビ緊結式足場「アルバトロス」NETIS番号:KK-150002-A |
今までマンションや商業ビルで使用していましたが、今回のような現場は初めてです。そのため、アルバトロスでトラス架台及び仕上げ用ステージ足場として組んだのは初めてでした。
足場を構成する部材がパーツごとにわかれているため、枠組足場に比べ自由度が高いことです。今回の現場は競技場の観客席増設のため、段差が多く曲線部分がありますが、段差部分は支柱の長さを変えながら微調整できアルバトロスのメリットを活かせました。この調整は枠だとできません。また、アルバトロスは足場内部に補強材がないため、通行しやすいところも良いです。
アルバトロスの曲線用先行手摺と曲線用布材を使用しました。初めて使用しましたが、曲線部分もきれいに組めました。また、曲線部分についても部材の構成上、枠よりも扱いやすかったです。
※アルバトロス曲線用対応品のカタログはこちら