機材特徴
SKウイング/アルバトロス
SKウイング
- 軽量(従来品から重量最大40%減)のため、一人でもパネルの持ち上げが可能となり作業性が向上
- 朝顔2段の施工が可能(1段での施工事例はこちら)
アルバトロス
- 支柱、布、ブレスを基本構成とするコンパクトな形状
吊り足場用・朝顔専用機材「SKウイング」が採用
SKウイング
アルバトロス
都道府県 | 京都府城陽市 |
工事名 | 新名神高速道路 城陽第三高架橋(下り線)他2橋(鋼上部工)工事 |
工期 | 全体2018年6月~2023年7月予定 |
納品機材 | 橋桁「SKパネル」「SKウイング」|橋脚「アルバトロス」 |
新名神高速道路 城陽第三高架橋(下り線)他2橋(鋼上部工)工事
発注者のNEXCO(西日本高速道路株式会社)様が、安全対策に力を入れた現場です。特に墜落や飛来落下災害の防止のため、底面足場を全てパネルで組んでほしいと指示がありました。元々の施工計画では道路の真上だけをパネルで考えていましたが、計画を変更し、全面的にパネル足場(SKパネル・SKウイング)を使用しています。
SKウイングは軽いですよね。それによるメリットが2つありました。
1つは効率や費用面です。現場は道路が近いため、朝顔を組み立てる際に交通規制が必要でした。規制日数を少なくするため、パネルを地組み(地上の平面である程度組み立てること)してクレーンで持ち上げることになりました。重いと地組みできるものが小さくなったり、クレーンも大型のものが必要になったりしますが、SKウイングはそれほど重くないため、ある程度大きく地組みができました。体感としては10%程度の作業短縮に繋がったでしょうか。
また、もう1つのメリットである作業員さんの扱いやすさという点が大きかったと感じます。
「軽くて楽なので、SKウイングのほうがよい」という声が多く、評判がよかったです。実際に機材を使う作業員さんの声を大事にしたいと考えていますので、今後も使っていけるなと感じました。やはり楽に組んでもらうことが大事ですよね。力があればSKウイングは1人で持ててしまうので、今後も朝顔だったらSKウイングを使用するでしょうね。
アルバトロスも今回初めて使用しました。元々ビティ足場を使用していましたが、作業員さんが「一度アルバトロスを使ったらもうビティには戻れない」と言っていました。
ビティは部材数こそ少ないですがその分重いので、上へ組んでいく場合はネックになってきます。その分アルバトロスはコンパクトなので作業も楽だし、バラした後(解体した後)の材料の保管も楽でした。